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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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みどりの しっぽの ねずみ」 大人が読んだ みんなの声

みどりの しっぽの ねずみ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1979年
ISBN:9784769020110
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,543
みんなの声 総数 23
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  • マルディ・グラ

    マルディ・グラというイベントをよく知らないのですが、みんなで仮面をつけて別人にんなって盛り上るお祭りなのでしょうか。
    素朴なねずみの社会で、マルディ・グラをまねしたら、恐れや憎しみが生まれてしまいました。
    彼らにとって、良いことは何もなかったようです。
    自分自身の大切さを改めて感じた絵本でした。

    投稿日:2020/08/17

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  • 恐ろしい。。

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    平和に暮らしていたのねずみたち。ある日、まちねずみが通りかかり、まちの話を聞きます。
    マルディ・グラの日。
    その日は、まち中が音楽に合わせて浮かれて踊り、仮面をかぶり、パレードも。。
    のねずみたちは、自分たちもマルディ・グラをやろうと夢中になります。
    マルディ・グラという言葉を初めて聞いたのですが、謝肉祭(カーニバル)の最終日のことなのですね。
    仮面をつけたのねずみたちは、段々と我を忘れ獣のようになり、平和だった村は憎しみと疑いがうずまきます。
    本当のねずみの姿さえ忘れて、仲間のねずみを化け物だと思うまでに。。。
    平和で穏やかに暮らしていたねずみたちが、マルディ・グラをきっかけに、豹変していく様子がとても恐ろしく思いました。人も、我を忘れ憎しみ合い、疑い合うような恐ろしい事件や戦争など、世の中ではたくさん起こっています。
    ねずみのしっぽの緑色が落ちなかったように、世界には恐ろしい事件や戦争の跡が残っていますが、どこか遠い昔のことと忘れ去られてしまっていることもあるように思います。
    しかし、そういった過ちを忘れることなく、後世に伝えていかなくてはならないのではないかと思いました。
    可愛らしいねずみたちの話ではなく、とても深いお話だなと感じました。

    投稿日:2020/07/12

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  • 仮面

    のねずみたちが、平和に暮らしていた。

    一匹の町ねずみが通りかかって、一日だけ素晴らしい日があると

    話す「マルディ・グラの日」を聞くまでは・・・・・

    パレードに、舞踏会をして、そこまでは楽しく過ごせたと思いまし

    た。恐ろしい仮面を被ってからは、その恐ろしいものをなりきるこ

    とで、自分たちが本当に恐ろしい獣だと思い込み、それからの

    毎日、かつて平和だったのねずみたちの村には、憎しみと疑い

    が渦巻いた。恐ろしい仮面を燃やすことで、前と同じになってい

    ました。仮面以外の「マルディ・グラのお祭り」のことは、話す

    けれど仮面のことは、一言も言わないで、遠い思い出の中に

    しまいこまれた。

    仮面を被る恐ろしさが、心に残りました。

    投稿日:2019/04/30

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  • レオ=レオニの 「かめんに とりつかれた はなし」副題で少し分かりましたが・・・・
    マルディ・グラの意味が始め分かりませんでした 
    火曜日の懺悔?  フランス語で 仮面をかぶってパレードするといのですが
    いなかねずみ達は自然の中で幸せにくらしていたのに・・・町のねずみ
    がやってきて「マルディ・グラのことを聞いて まねっこ するのですね

    仮面はおもしろいのですが
    仮面をかぶると 人が変わってしまうのですね、
    なんと 平和な毎日だったのに・・・・
    のねずみたちは かめんをかぶって にくしみや うたがいが うずまくなんて
    なんだか 人間社会にもあるようで・・・こわいきがしました

    みんな元の現実にきがついて 仮面を焼いてしまうのです
    ほんとうのねずみにもどったのですね
    そして いままでのように しあわせに たのしく いきてゆきたいと 気がつくのです
    悪い夢をみていたようですね

     まちのねずみはどうしたのかしら?

    投稿日:2014/10/31

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  • 全てのページの絵、額に入れて飾っておきたくなるくらい

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    美しい絵です。私のレオレオニ好きに更に拍車がかかりました。このねずみたちは、自分が仮面をつけたことによって自分が強くなったと勘違いしてしまったのかな?争いのない平和な毎日が何よりも素晴らしい事なのにね!

    投稿日:2014/10/15

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  • 子どもは、どう感じるのかな?

    フレデリック?
    ではないのか?な?

    これも知らなかった・・・レオ=レオニの作品

    副題が気になります
    「とりつかれた」って、何だろう?

    カバーの谷川さんの
    「レオニの一面」
    「自然というものの限りなさのおそれ」
    「人工の世界の秩序に逃げ場を求めた」
    「レオニの不安とそれ故のメッセージ」
    の言葉に「???」

    文字がない場面が
    動き出しそうな雰囲気

    伝えていくもの・・・なのかな

    子どもは、どう感じるのかな?

    レオニ作品の奥深さをまた感じました

    投稿日:2012/06/27

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  • 可愛い顔だけど

    可愛い顔をしたネズミだけど
    仮面をかぶることによって、強くなった気がする。
    みんなで強くなった気がしているだけで
    実際は、かわらない。
    楽しい気持ちを通り越して
    別の気持ちが芽生えてくる、恐ろしいお話だと思いました。
    戒めのように緑のしっぽは緑色のまま。

    投稿日:2011/12/17

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  • 仮面の力

    レオニさんの作品は他にも読みましたが、こちらはずいぶんとダークな印象です。
    お話が進むにつれて、深みにはまっていくような感覚になりました。

    サブタイトルどうり、仮面の魔力にとりつかれているようです。
    女性ならば、メイクや服で、その日の気分が変わったりするでしょう。
    レオニさんは、そんなことを風刺しているのでしょうか。

    全体的に、色のトーンが暗めなことも、お話の印象に大きく影響していたと思います。

    投稿日:2011/12/12

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  • 仮面の象徴するもの

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子10歳、男の子7歳

    レオニ作品は、好きでよく読みますが、私が読んだ作品の中でも一番重ーい難しい題材でした。
    あるとき仮面をつけてお祭りをすることを知ってしまったねずみたちが
    その後も自分を見失いそうになります。
    仮面を外すことにして、普段の平穏な生活になったように見えたけれど、みどりのしっぽだけは消えずに残った・・

    このストーリーで私が思い浮かべたのは、
    田舎の場所にそぐわないようなきらびやかな物
    今も処遇に困ってるような施設だったり、
    もしくはもっと身近なことで、
    立場によって自分を変えないといけないときがあるけれど、
    それで勘違いしてはいけないんだという戒めなのかなと思ったり・・
    仮面をつけたネズミたちが象徴するものについて考えされられました。

    人の見栄のような欲に対する警告なのかなと感じました。
    子供向けの絵本とは思えない内容でした。

    投稿日:2011/12/13

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  • 戒めのみどりのしっぽ

    レオニ作品では、めずらしく背景が青い作品です。
    いつもの美しい白さはなく、どことなくどんよりした雰囲気です。

    ねずみたちが、仮面に取り付かれ、本来の自分らしさを失ってしまい
    しまいには、自分自身すら見失ってしまいます。
    そこに一匹のねずみが現れたことにより、ねずみたちは
    もとの生活に戻っていき、不幸な過去を忘れてしまいます。

    しかし一匹のねずみだけ、変装したときに塗ったしっぽの色がとれずに
    そのことを忘れずにいる

    忘れちゃいけない。と

    これまで人が争ってきた歴史も、繰り返さないように忘れちゃいけない

    とても深い題材の話だと思います
    大人が読む絵本なのではないかと思うほどです。
    子供には、歴史を学ぶ頃に読んであげたいと思います

    投稿日:2011/12/07

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