パンのかけらとちいさなあくま」 大人が読んだ みんなの声

パンのかけらとちいさなあくま 作:内田 莉莎子
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1992年02月
ISBN:9784834010831
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 55
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  • あくまじゃない

    リトアニアの昔話としり、読んでみました。パンのかけらを貧乏なきこりから盗んだちいさな悪魔。それを他の悪魔たちにしかられて・・・って、悪魔たちが悪魔ではない(笑) その後の小さなあくまくんの活躍も楽しかったです。そして、やはり堀内誠一さんの絵が魅力的でした。

    投稿日:2022/05/09

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  • 愉快な知恵

    副題にリトワニア民話とあります。
    内田莉莎子さんの再話ですから、滋味深いです。
    ちいさなあくま、という題名に少しひるみましたが、
    表紙絵を見て、茶目っ気ある男の子のようで安心安心。
    貧乏な木こりが、パンのかけらだけのお弁当を持参して働いていると、
    面白いことを探していた、ちいさなあくまがそれを盗むのですね。
    得意顔のちいさなあくまは、意外にもおおきなあくまたちに怒られ、
    返しに行くのです。
    このおおきなあくまたちの諭し方がお見事です。
    貧しい者から盗むことの愚かさ、お詫びに役に立つことをして来い、とパーフェクトな回答。
    もちろん、木こりは即座に許しますが、どうしても役に立つことをさせてほしい、
    とのことで、ここからが面白いです。
    欲張りな地主との知恵比べの様相ですが、見事に大団円。
    やはり、爽快です。
    堀内誠一さんの絵も味わいがあって、民話の雰囲気が伝わってきます。

    投稿日:2022/03/16

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  • ただのいたずら好きの男の子にしか見えませんが、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    この子は本当に悪魔なの?悪魔に対するイメージを覆された作品です。これを悪魔と言うならば、リトアニアの悪魔達は皆、素敵な心の持ち主ですね!地主の腹黒そうな事。こいつの方がよっぽど悪魔だわ、と思いました。

    投稿日:2014/12/01

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  • かわいいあくま

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    読み聞かせの講座をしているときに、おすすめリストに
    のっていた本です。
    その時初めて読んだのですが、昔こういうお話を聞いたことが
    あるような…なんだか懐かしい気持ちになりました。

    なんともまあ、おおきなあくまたちが正しいこと(笑)!
    そしてちいさなあくまがなんともかわいらしい!
    あくまってなんでしょうねぇ〜って笑ってしまいました。

    とんちがきいていて、
    正直者、良い人が良い方向にいき、いわゆる悪い人が
    悪い方向に(何もそこまでも!という部分もありますが
    そこが面白い)いくという、昔話の定番の流れが安心して
    読み進められます。

    大胆なイラストも、お話も、とっても好きな一冊です。

    投稿日:2012/11/07

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  • 躾に厳しい悪魔

    大きな悪魔たちの躾に厳しいので驚きました。貧乏なきこりの大切なお弁当であるパンのかけらを盗んできてしまった小さな悪魔に対して、パンを返して謝る他に、お詫びのしるしに木こりの為に働いてこいという大きな悪魔たちはとてもよい悪魔だと思いました。小さな悪魔も大きな悪魔たちの言いつけ通りにしているのも大人を尊敬して育っているので感心しました。それに、小さな悪魔は木こりの為に最後まで諦めないで考えたのが素晴しいと思いました。欲をかいた地主がショックで死んでしまったのがなんともお気の毒でした。

    投稿日:2011/06/04

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  • こんな悪魔がいたらいい

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    あるところに、貧乏なきこりがいました。
    森へ働きにいく時も、小さなパンのかけらしか、おべんとうに持っていけないほど、貧乏でした。
    ある日、そのかけらを、ちいさな悪魔が盗んだのです。

    普通なら、これでおしまいなのでしょうが、大きな悪魔たちの言ったことで、お話は、意外な方向へと進みます。
    そして、小さな悪魔のおこした行動や、こんな風になってしまうとは?と、予想もつかない展開です。
    『悪魔』だけに、ちょっと怖い雰囲気もしますが、こんな悪魔だったら、いてほしいなあ。

    投稿日:2010/07/26

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