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かわいい女の子、さくら子。 どんな誕生日を迎えるのか楽しみに読み始めました。 みごも栗の桜の木。 ここにお願いに通ったお母さんの元に生まれてきたさくら子。 なんて素敵な話だろうとハッピーエンドのつもりでした。 しかし、そこにはもっと深い物語があったのでした。 絵本にしては、どきっとするような現実が、 さくら子にはありました。 でも、愛されて育ったさくら子には、 静かに捉えることができたのです。 とても感動しました。 絵本というよりドラマのようなお話でした。 長く長く感じました。
投稿日:2011/05/25
わたしの名前、どうしてさくら子なの? こんな風に、自分の名前の由来について気になる時って出てきますよね。 くりの木がみごもって、さくらという赤ちゃんを産んだことから、みごも栗と呼ばれるようになった木。 その由来にあやかって、子供が欲しい人が沢山訪れるようになった、みごも栗にお願いして生まれた子供だから、さくら子。 なんて素敵なお話なんだろうと思っていたら、そこからの出生の秘密には驚かされましたが、沢山の愛情を受けてさくら子はきっと大丈夫ですね。 ちょっと複雑なお話なので、高学年くらいで読んであげたいです。
投稿日:2021/04/14
そう言えば、「自分の名前の由来」について、娘の小学校では やっていないような気がします。いつでも、私や夫が「あなたの名前はね、こうしてこうしてこう思ってつけたんだよ」と、しつこいほど言っているので、娘は自分の名前については、どういうことなのかわかっているとは思いますけれど。 しつこいほど言わずにいたら、さくら子みたいに、自分から気になって聞いてきたのだろうか。 大人な絵本だなあと思いました。さくら子は、きちんと納得できているだろうか。もう、「おかあさん」と12年近くも共に生きてきたから、よかったのかもしれないなあと思いました。
投稿日:2018/09/15
さくら子ちゃんは、物事をあるがまま受け入れ、肯定して感謝できる、素直でやさしい素敵な人。そんな人にわたしはなりたかった。 やわらかい絵とともに、淡々と時が進み、ゆっくりと、しかししっかり成長してゆく、美しい物語。
投稿日:2014/08/12
こみねさんの絵!! そして、宮川さんの文章!! これは、“今”読まないと!! 楽しい話・・・ だって「誕生日」のはなしだもの と、思い込んで読んだ私 『みごもり栗』 初めて聞く言葉です 人為的に行う接ぎ木(つぎき)とは違うのです 自然に出来た 自然のすごいところ そんな木を大切にしている人達 お母さん 名前もそこから・・・ 小学2年生から6年生になった さくら子 いろんなことに気付いています 「成長」ということばだけで すまないような 身体だけでなく 精神的な成長ですね 目には見えないけれど ものすごい成長なのは 自然の力と同じなのでしょうか 子どもの時読んだら どんな風に感じたのでしょう 親になり、娘は居ないけど 子育てのこと、自分の幼い頃のこと いろいろ思い出して なんか涙が出て止まりませんでした 多感な時期に 女の子に読んでほしいかな もちろん、女性一般の方々にも、是非
投稿日:2013/03/16
ナビの感想を見てぜひ読みたいと思い、図書館で借りてきました 「みごも栗」という栗のうろから芽を出した桜の木にお願いして、授かったと、名前の由来を尋ねた「さくら子」はお母さんから聞いいたのが小学校2年生のとき・・・・ それから時がたち小学校6年生になったさくら子は、おばさんのお墓参りであることに気づきます 血のつながりの愛おしさや、親子の愛情の計り知れない深さを感じるお話です 思春期の女の子の複雑な感情もあるのでしょうが、実に前向きにとらえるさくら子の姿そのものが「みごも栗」を髣髴させるようです ラストのさくら子の心情を理解できるのは、やはり小学校高学年くらいになるのでしょうか・・・ 大人にもお勧めですね
投稿日:2012/04/05
こみねゆらさんの作品だったのでこの絵本を選びました。表紙の桜の描き方がとても優雅で美しいのでうっとりしました。今の季節にぴったりの内容で嬉しくなりました。自分の名前にエピソードがあるのはとてもロマンチックだと思いました。人の愛の深さに感動しました。家族って素晴らしい!と感じられる絵本でした。
投稿日:2010/03/23
山の桜の木から名前をもらったさくら子。 その木までは、山あいの小さな駅から行きます。不思議な木で、もともとは栗の木でした。嵐で折れたその木から、桜の芽が出てきたのです。栗の木が身ごもって、桜という赤ちゃんが生まれました。そして名づけられた名前が『みごも栗』 さくら子のおばさんが亡くなった日が、さくら子の誕生日。 そのことを考えているうち、まさか、こんなことがあるとは、思いもよりませんでした。そして、その事実に気づいた時、涙がこみ上げてきました。 まだ小学生のさくら子の気持ち、また、その気持ちを気遣うおかあさんの想いを考えると、とても切なくなりました。 絵は、油絵でしょうか。人物の描き方が、なんだか華奢、そして、優しく描かれた花と、とにかく、独特な雰囲気の世界が広がっていました。
投稿日:2009/10/12
タイトルが素敵で手に取った1冊でした。 なんて優しい色彩の絵なんだろう・・。 と、迷わずページを開くと、それはさくら子という女の子とお母さん、そして名前をもらったという一本の木、周りの優しい人たちのストーリー。 読み進めていくうちに、涙で何度も顔をあげてしまうほど。 子の気持ち、親の気持ち、周りの人の気持ちすべてが優しく絡み合っている人間模様を、桜の木はずっと見守ってくれているような気がします。 この絵本は、親になって今、出会ってよかったと思える1冊でした。
投稿日:2009/03/13
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