「どうぶつえんのおふろやさん」 大人が読んだ みんなの声

あたたかいお風呂に入れば、「ぽかぱか　ぽかぱか　ぽかぽか　ぽかぽか」とてもいい気持ちになれます。動物園の園長さんがお風呂に入っていると動物たちの親子がやってきて一緒にお風呂にはいります。とても幸せですね！私も、お風呂が入りたくなりました。

とよたかずひこさんの「おふろやさんシリーズ」可愛くて楽しいですね。
今回は「どうぶつえんのおふろやさん」。
動物園の園長さんとたくさんの動物達がおふろに入る姿がほかほか気持ち良さそうです。
ぞうの鼻ですべり台をする動物達に読み手の子供は羨ましがることでしょう（笑）。
そして今回は「おふろやさん」の正体も明かされます！

とよたかずひこさんの「ぽかぽか・おふろ」シリーズです。
このシリーズはどれも素敵な作品ばかりですが、
今回の動物園バージョンも動物園ならではの楽しいシーンが盛りだくさんでよかったです。

読み聞かせに使うときは、この表紙を開いて最初のページは、特にしっかり見せてほしいです。
というのも、このページがあるからこそ、最後のお風呂屋さん親子の仕事終了のシーンが生えてくるので！
毎回、おなじみのシーンですが、わたしは地面から「よいしょっ！」と立ち上がってくるこのシーンが大好きです。
読み手も聞き手もあたたかく幸せになれる作品だと思います。

「ぽかぽかおふろ」シリーズ６作目。
浴槽の「おふろやさん」親子が主人公のストーリー、
今回は動物園に出張ですね。
動物園の夜、なぜか出現した二つのお風呂。
さあ、園長さんはじめ、動物たちの親子が続々やってきますよ。
なぜか子どもたちは画面から消えていくのですが、
ストーリーが進むにつれて、子どもたちは大きな「おふろやさん」の方で、
子ども風呂を楽しむ訳なんですね。
このあたりは読み取るのが少し難しいかもしれませんので、
最初、見返しに描かれた、大小のおふろやさん親子の姿をしっかりと見せてあげると良いでしょう。
ともあれ、後半は子どもたちも魅力的な、動物園らしい展開です。
大きなお風呂ならではの光景です。
夜の動物園というのも、何だか雰囲気があって、おやすみ前にもぴったりだと思います。