秋、落ち葉の上でたまに見かける、小さなこどもどんぐり。
そっか、あのどんぐりたちも、園に通っているんだ・・・
なんて、大人なのにそう思ってしまうほど、親近感のわくお話です。
園の様子がとてもリアリティがあって、
実際に通っている子であれば特に、「おんなじ!」と嬉しい気持ちになれるはず。
お店屋さんをみんなで考える場面では、
園の先生の上手なまとめ方に、さすが先生だなあと感心してしまいました。
お店屋さんの絵がとても楽しげで、そして何とも懐かしい気持ちに。
小さい頃って、園のこういうイベントが大好きで
私もはりきっていた記憶があります。
物語はもちろん楽しいのですが、絵も見ごたえ抜群。
このシリーズでは、色々なところにどんぐりの小物が散りばめられていて
それを見つけるたびに、なんだか嬉しい気持ちになります。
私もすっかり、どんぐり好きになってしまったようです。