図書館で偶然見つけ、「懐かしい!」と思わず手に取ってしまった絵本です。
確か読んだのは、記憶にないぐらい子どもの頃。
表紙絵には見覚えがあるものの、内容をすっかり忘れていましたので、
新鮮な気持ちで読むことが出来ました。
それは、沖縄のお話のようです。
田んぼの稲に悪い虫が付いてしまい、王様から焼き払うように命令が
出されます。その話を聞きつけたカエル達は、焼き払われないよう、
あることをするのですが・・・・
とにかく、お話の展開が面白いのと、生き生きと描かれているカエル達の
様子が面白くて、ついつい引き込まれてしまいました。
2本足で立つ練習、本番に向けての準備、いつの間にか衣装も身に着けて、
それはそれは盛り上がり、インパクト大でした。
こういう生き物と人間の関わり合い、民話っていう感じですよね。
お気に入りの一冊となりました。