さいしょは、ちゅうがえりは苦手だとか言っていたのに、3人は忍者になったとたんに、臆することなく石垣を登ったり、手裏剣を投げたり刀で打ち返したりして戦っている姿を見て、子どもたちは「すごっ!」「つよっ!」と感心していました。
普段は決してすごく強いわけではない3人が、こんなふうに勇気のある子どもになれるのなら、自分も忍者みたいに強くなりたいと思う気持ちが子どもにわいてくるみたいです。
身近なものを使って忍者になりきれるところもいいですね。
もしかして、子どもが強くなれるのも、身近な、ほんのささいな出来事がきっかけだったりするかもしれません。
絵の中に隠れた猫の姿や形をしたものを探すのも楽しかったようです。
年中児向けの本のようですが、小学2年生でも楽しめました。