二宮さんの「だいすき、でも、・・・」の中で一番好きな作品です。
読み終わると思わず自分の足の指たちをまじまじと眺めてしまいます!
自分の手の指にはなんとなく一本一本ストーリーや特徴が
あって、それこそお兄さん指、お姉さん指という見方が出来ますが
なぜだかこと足の指に至っては十把一絡げ。「足の指」それ以上でも
それ以下でもない存在でした。
でも二宮さんの文と村上さんの絵にかかると、なんとも足の指たちの
素敵な個性が活き活きと!
指たちにこんなロマンスがあったなんて!!!
こゆびちゃんのセリフがとってもキュートで、ますます
こゆびちゃんが好きになってしまう気持ち、よくわかります。
手と同じくらい毎日私を支えてくれる足の指たちが
とっても愛おしくなる絵本です。