小5の長男が、「はだしのゲン」や「いつか見た青い空」など戦争に関する漫画を、学校から借りてきて読むようになり、漫画ではなく、絵本もぜひ読んでやりたいと強く思うようになりました。
表紙の女の人のおっぱいが丸見えなので、長男も長女(小3)も最初は照れたり、ふざけたりしていましたが、すぐに真剣な顔つきになり、すーっと惹きつけられていきました。
真実だからこそ、訴える力が強いのです。
たくさんの人が原爆に遭い、どのように逃げて、どのように死んでいったのか・・・目を覆いたくなるような光景が描かれているのにもかかわらず、最後のあとがきに至るまで、聞き入ってました。
途中で説明を入れたりしたところもありますが、小学生くらいなら十分理解でき、心に強く残る絵本だと思います。
3才の次女でさえ、どこまでわかってるのか?ですが、「こんな悲しいお話は読まないで。」と泣きべそかいて訴えたくらいですから・・・。