絵がイラストのような雰囲気でありながら
とっても素敵です
でも、おはなしは
はるこおばあちゃんこと
はこちゃんの少女の頃
戦争中の悲しい出来事も
お雛様ではなく
三人官女に似ているお母さんの面影
お母さんとの思い出
なんともせつなくなります
それでも
淡々と語られていて
でも、写真撮影で登場するのは
「孫のおさむさん」とのこと
ということは
戦争後は、はるこおばあさんは
幸せだったのでは・・・と
想像させられます
雛人形とのお別れのことなのですが
後世に残すという意味では
悲しいけど
素敵な決断だったんですね
モノを大切にするという心も
伝わります
ピンクの可愛いお洋服の女の子の登場に
ホッとしました
お雛まつりに
こういう絵本もいかがでしょうか