風邪で保育園を休み寝込んでいた6歳孫娘の枕もとに置いてあげたら、目覚めて表紙を見るなり「これ好きだな!」。
お祭り、特にパレードが大好きな孫娘にとって、夢のような絵本のようです。
こどもの楽隊と龍と獅子の練り歩きが町中に繰り広げられ、最後には、何と屋上の楽隊のBGM付きでの花火大会。しかも、花火とともに龍が舞い上がり、龍の背に乗った獅子や女の子は、空中花火見物!
ひょっとしたら孫娘はこの女の子に同化しているのかもしれません。
「このページ、大好き!」
レトロな雰囲気のなかに伏線や探し絵もたくさん用意され、ひっくりかえしながら爺孫大いに楽しませてくれています。
それにしても、おとなには見えない子どもの世界!
暗示的で憎いですね。