ぞうの「ぐるんぱ」は、働かずにぶらぶらしているし、
めそめそしていると言うことで、
ぞうたちの会議で、外に働きに出されることに決まり、
ビスケットやに行ったり、おさらつくりに行ったりするのですが、
どこへ行っても、じぶんと同じくらいおおきすぎる物ばかりを作ってしまい、「もうけっこう。」といわれて
追い出されてしまいます。
最後は、大きなお皿やピアノ、靴などが
子供達のおもちゃやプール等に使われて、
ひとりぼっちのぐるんぱでは無くなり、楽しく過ごした
と言うお話。
誰もが、かならず必要とされる場所、人がいるんだよと
言うことを、教えてくれるこの本は、
私が小さい頃からの大好きな本です。
大きなビスケットも夢のように素敵だし、
こんな幼稚園があったら、きっと楽しいだろうなぁと
小さい頃から思っていました。
そして、親となった今、是非息子に読んであげたいなと
思う一冊です。
字は多いけど、絵がホノボノしているので、
小さな子から読み聞かせにお勧めの一冊です。