“うなぎ”という生き物に俄然興味が湧いてくる1冊です。
この作品は2015年夏の中学生向け課題図書「うなぎ一億年の謎を追う (塚本勝巳:著)」と、(たぶん)タイアップして書かれているので、
個人的には両方読むことをおススメします。
物語風に描かれた世界ではありますが、どちらかというと科学的・生物学的な要素を多い作品なので、読み聞かせなら小学校4,5年生くらいから。ひとり読みなら小学校高学年以上がよいと思います。
本の見返し部分には、うなぎの成長過程の呼び名と姿(サイズも)描かれているので、このシーンはどのくらいの大きさなのかな?とか、気になった人はぜひ、このページを開きながら読んでほしいなと思います。
わたしは「うなぎ一億年の謎…」を先に読んだので、“レプトセファルス”の姿が絵に描くとこういう感じなのかぁ(笑)と、ひとりでウケてました。