わぁ〜。50年近くも前にアメリカで出版された作品なのに、全然古さを感じさせません。
子どもたちの「家出をしたくなった」という発想も、
詳しい説明はなく、1ページの家族の状況を描くことで、読者を納得させてくれています。
きょうだいそれぞれの仕草で、ひとりひとりの性格やきょうだいとしての立ち位置もよく見えます。
読むときにひとりひとりに標準を合わせてページをめくってみても面白いですよ〜。
私は特に一番上のお兄ちゃんが好き。
どんな時も一番よく動いて、下の子たちの面倒も見ているのですが、「池のおうち」がダメになっちゃったときのがっかりした立ち姿を見た時は、「お兄ちゃん、頑張れ!」と、応援したくなりました。
4,5歳児から小学校低学年くらいのお子さんたちにお薦めしたいです。