お人形がどうしてもほしかった「わたし」。
でも、お金がないの。
買ってもらえないとわかっていても、
ほしいと思う気持ちは、止められない。
ある日、見知らぬおじいさんから、種をもらいます。
そこから、とっても不思議なおはなしが始まります。
「わたし」と不思議な人形の秘密な関係。
多くの少女たちが、もしかしたらこんな経験しているかもしれない・・・
なんて、ふと思ってしまいました。
子どもが、1人遊びをしている時、
きっと、「わたし」のように、
人形達は、動いたりしゃべったりしているのでしょうね。
それは、秘密の時間。
誰にも内緒。
子ども時代にしか味わえない世界だと思いました。