もともと、この、きもかわいいこびとがブームになっているのは知っていたのですが、私はどうしてもかわいいとは思えず、単に不気味な感じがして、絵本を手にとることはありませんでした。
それが、幼稚園で話を聞いた娘が興味を持ち、こびとにはまっている友達から、DVDを借りたのが、我が家のこびとブームのはじまりでした。あれだけ不気味に思っていたのに、DVDで動くこびと達を見て、すごく親しみを覚え、不気味が、愛らしいに変わり・・・、この絵本をはじめ、こびと大百科や観察入門を家族で読破し、こびとグッズをコレクションするまでになりました。
この絵本を読み終わる頃には、今まで思い描いていたファンタジーちっくなこびとより、このちょっと不気味だけど、個性豊かで、いいものだけでなく悪いものもいる、人間にとてもよく似ているこびとの方が、実は身近にいるかもっと思えてきました。