この作者の浦中さんは、元保育士さんで、現在は退職されていますが、パネルシアターや保育士さんの研修などで今も活躍されている方です。
その浦中さんが書いた初めての絵本がこの絵本だそうです。
この絵本をはじめめくった時には、
さるくんあそぼの繰り返しで色々な動物が登場するのかな?くらいにしか思っていなかったのですが、よく見てみると、おうちの形や玄関ドアやノブの形を見るだけで、誰が住んでいるのか想像したりできるようになっています。
次々めくりながら、次こそさるくんが登場してくるかな?と期待しながら読むことが出来ます。
繰り返しの絵本は、子どもも安心して結末まで見れるので良いですね。
保育士さん目線で、子どもがきっと、わーわーと歓声をあげながら、子どもの声を拾いながら、みんなに読まれるのを想像して書かれたのかなと思います。