えっもったいないばあさんが地獄に、と最初は驚きましたが、真珠さんのお話を聞いて納得し、とても感銘を受けました。
この本の内容「自分さえ良ければと思わず分け合う気持ちがあれば、みんな笑顔になれる」というのは、
もったいないばあさんからのメッセージとして、真珠さんがさまざまな活動の中で伝えていることと同じなのだそうです。だからこそ、もったいないばあさんの絵本のシリーズの1冊として、子どもたちが大切なことは何かを考えられるように、もったいないばあさんのお話を作りたかったと伺いました。
地獄にいる人と天国にいる人はどこがちがうのか、なぜもったいないことになってしまったのか、もったいないばあさんだからこそ、伝えられることでもあると私も思います。
読む人によっては深い内容も伝えられるし、深い内容がわからない子どもたちが読んだとしても心に残り、いつか意味がわかるようになるんじゃないかなと思いました。「ああもったいないばあさんがこんなこと言ってたなあ」って。
もったいないという言葉は、感謝の気持ちと思いやりだそうです。