停電の経験ってあんまりないかも。
読んでいながらそう思いました。
このお話は大雨、雷からの停電です。
いばりん坊のお姉ちゃんと怖がりの弟だけで
お母さんたちはまだ帰ってきていません。
小学生なのでそれなりに行動は起こせますが、
なかなか厳しいものです。
真っ暗の中、懐中電灯を探すんですが、
何も見えないので2段ベットの階段に
パジャマがかかってることも知らず
登ろうとして転んだり、
床に散らばってるブロックを踏んだりと
災難続きです。
やっと見つけた懐中電灯も電池切れ。
電池を買いに行くことにしたのです。
お姉ちゃんは転んで足をくじいたため
弟が買いに行きます。
大人がいないこの状況で
エレベーターも停まっていて
非常階段から外に出る。
土砂降りだし真っ暗だし
とっても怖そうでした。
いつも口うるさい
近所のおばあさんに遭遇したことで
救われたと思います。
途中どうなってしまうのか心配でしたが、
最後はホッとしました。
一つ気になったのが
「カルピス」という単語が普通に出てきました。
商品名がそのままかかれていましたが、
ブロックはレゴとはかかれていませんでした。
絵本では商品名がズバリ出てくることが
あまりないので驚きました。