この本を読んで,木ってたしかにお父さんってイメージだなと思いました.どっしりとしてて,雨にもまけず風にもまけず立っていて,そして何より温かさを感じます.
息子も公園に行くと登りやすそうな木を見つけるとすぐに登り始めます.息子があーでもないこーでもないと手足の位置に悩みながら頑張ってるときも,木はもちろん何も言いません.
もしかして「そこじゃないだろ!右足こっちだよ」とか心の中では思ってたりするのかな.きっとそうかもしれません.
だって,息子は木には登ろうとするけど,電柱に登ろうとしたことなんて1度もありません.私も,木をながめてすがすがしい気持ちになることはあっても,電柱はながめることすらありません.
「きはなんにもいわないの」
けれど,温かい心で私たちをいつでも受け入れてくれてるんだろうなと思いました.