泣き虫の3歳の息子に読みました。
バイロン・バートンさんが大好きっていうこともあって。
フキダシの中の「ハリー」という声はママとパパ。
何度も何度も。
「ハリー」「ハリー?」と。
それは単なる呼びかけだったり、心配している声だったり。
弱虫なハリーをそっと見守る温かさを感じます。
ハリーはある日パパにサーカスに連れて行かれます。
はじめてのサーカス・・・やっぱり怖い。
しかし、おじけづくハリーにハプニングが・・・・!!
・・その後、弱虫じゃなくなったハリーの様子も可愛らしくって
思わずほほえんでしまいます。
子供の心をそっとふんわり受け止めてくれるような描き方。
説明しすぎず、気持ちにすっと届きます。
この絵本を作った人はきっと優しい人なんだろうな・・とも思いました。