クリスマスにサンタさんがやって来ると微塵の疑いももたず信じ、家族に「・・・・・・・が欲しいなぁ〜」という言葉を漏らす子どもたち。
きっと聖なる夜〜25日朝は、お望みのプレゼントを前に、喜びの声を上げる子どもたちがたくさんいることでしょう。
家庭の事情で、「・・・・・・が欲しいなぁ〜」という望みも言葉にできない子どもたちもいるのが現状です。
そんな声をオーナメントカードにして、ツリーに飾ります。
そのツリーが置かれたデパートにやって来たお客さんが、オーナメントカードを読んで、子どもたちの希望のプレゼントを買い、そのカードを添えてツリーのもとに置いて帰ります。
誰がプレゼントしたかは、名のらなのです。
わにパパは、おさるさんのオーナメントカードを読み、サッカーボールを。
ねこばあちゃんは、たぬきのぬいぐるみを。
ツリーの周りには、プレゼントでいっぱいに。
でも、たったひとつ残っているオーナメントカードが。
くまのぼうやは、それを見つけて、パパとママに訴えるのですが、・・・・・・。
くまのぼうやが見たオーナメントは、うさぎさんからでした。
そして、お金を持っていないくまのぼうやにもできるプレゼントでした。
最後の見開きのくまのぼうやの表情がとってもステキでした。
自分の家の子どもたちの喜びを、ほかの家の子どもたちに少しおすそ分けできるシステムが、とても素晴らしいと思います。
子どもたちみんなが笑って過ごせるクリスマス、これこそ最高のクリスマスですね。