水族館で飼育しているチンアナゴの様子を写真と愉快な文字で紹介した絵本。
2014年刊行。チンアナゴは、最近人気があるのか、よく見かける言葉だった。うちの近所の熱帯植物園にもたしか居たと思うが、詳しいことは知らなかった。
水族館で飼われているから油断しているのか、思ったよりも激しいボケに大笑い。近所で縄張り争い、境界争いがあったり、変な絡まり方をして漫画みたいになっていたり、よくこんな場面を写真に収められたと感心した。
秘儀:ヤマタノオロチが一番面白かった。必殺・一発芸。
砂の下の見えない部分がどうなっているか分かって、得した気分だ。
巣穴の形がいろいろあって個性的。
引っ越し後は、手早く穴を掘り、自前のぬるぬるで固めて防御。
みんな同じ方向を向いて同じようなことをして、隣近所で小競り合いが発生したりして、なんだか町内会のようだ。
生き物も人間も、あまり変わらないのかもしれない。