この絵本を読んでいると歌手の井上陽水さんの少年時代を歌いたくなりました。
都会育ちの子供はコンピュータゲームしてぽてちくって、色も白いし、軟弱そうに最初描かれています。
それが、田舎のおじさんから田舎への招待状がくることで二人の運命はかわります。といっても悲劇的なものじゃなくて、大人でも小さいころ夏休みの間田舎でやったいろいろなこと(むしをとりに森へ行ったり、川に落ち、ヤブカにさされ、夕立にあってぐちゅぐちゅのボコボコのどろどろになります)そんな散々な目にあっても楽しいのですよね。
都会の子供二人は夏休みの田舎でのできごとを宝物のように心にしまって、ときどき思い出しては来年も行くぞ!と夏休みを楽しみにして毎日学校に行くのです。田舎の体験は大人も子供も持っている宝物なのですよね。