表題からは全く分からなかったのですが、SF的な作品でこの日に宇宙から巨大野菜が舞い降りたというお話です。
その野菜の源は、女学生が宇宙に向けて放った野菜の苗ではないか?と最初は思いますが、最後にどんでん返しがありました。
やっぱり楽しいのは、巨大野菜の降臨シーンです。
キャベツの落下地点には、ウサギも駆け寄っていたり、豆には羊がよじ登っていたりと、各頁のエピソードが無茶苦茶楽しいです。
絵がとても綺麗で、しかもユーモアセンス抜群です。
子供も大喜びで夢中になって読んでいました。
絵本そのものを十二分に楽しめますが、小学校低学年だと少し理解するのが難しいまも知れません。
この著書の作品は、江國 香織さん訳のコンビで何冊かあるので直ぐ読んでみたいです。