ストーリー性のある絵本なのですが、どこか科学絵本のような雰囲気もあります。「おじゃまなみだ」が出てしまうときの心の中について、こんな風に整理して説明してくれる大人がすぐ近くにいたら、それだけでつらい思いは楽になるだろうな、と思いました。
泣くことは悪いことばかりじゃなくて、嬉しい涙や、気持ちを楽にしてくれる「おたすけなみだ」もあること、大切なのはいつまでも泣き続けないこと。
絵本の中にはいろいろな「おじゃまなみだ」が登場して、なみだの理由って本当に一人一人の子供によって、様々なんだなと思いました。
子どもの気持ちが切り替わる瞬間って、本当にささやかなものであることも多いので、おまじない作戦も、やってみる価値ありだと思います!