一人暮らしのおばあさんがトラに食べられそうになります。
「あずきが実って、あずき粥を1杯食べるまでまっておくれ」
トラは秋までおばあさんを食べるのを待つ約束をします。
とうとう秋になり、あずき粥ができました。
悲しくて泣いているおばあさんのもとに次々と助太刀するものが現れました。
助っ人たちはなんともユニーク!
卵、スッポン、うんち、きり、石うす、むしろ、しょいこ。
みんなで協力してトラを撃退。
息子は笑いながら楽しんでいました。
日本の「さるかに合戦」に近いものがありますが、お国違えばという感じ。
韓国ではあずきは魔除けの意味があるとか。
あすき色をベースにした絵は味わい深かったです。
文章も昔話の定番の繰り返しでリズミカルなので
だれでもすぐにお話の世界に入っていけると思います。
幼稚園くらいのお子さんも楽しめるお話です。