ドングリが旅に出る。
そんな発想はしたことが無かったので、新鮮で面白かったです。
とにかく絵が細かくて、とてもリアルなのに驚きました。
ドングリの天敵、リス。可愛いはずのリスがドングリたちの首根っこをつかみ、大暴れしている!
読み進めながら、真面目な話かと思いきや、「気が緩んで、うっかり芽を出してしもうた」とか、思わず笑ってしまいました。
砂漠のような砂浜を越え、大嵐の海を乗り越えて、ようやくたどり着いた島で、ドングリたちは第二の人生を歩み始めます。
裏表紙を見て、思わず「良かったね」とほほ笑んでいました。
ドングリも、色んな種類が細かく描かれていてすごいですね!
リアルとファンタジーの世界が上手く融合した、不思議な感覚のする絵本でした。