少し未来の世界。
もしも一般の人たちが宇宙ステーションで暮らすことになったら……。
もしもの仮説ですが、今現在の科学力や、宇宙飛行士たちの情報を基に想定されたお話なので、ものすごくリアルな感じがします。
この作品の監修はヒューストン大学卒(細かい学科は作者紹介を読んでください)、NASAや大手宇宙企業の共同研究に参加した村上恭介さんが行っています。
なので、例えば宇宙でスポーツするときはこうするよ。とか、宇宙で怪我をするとこうなるよ。とか、宇宙での歯磨き・トイレ・着替えはこうだよという注釈が分かりやすく書かれています。
読み聞かせ等に使うには注釈がありすぎて読みづらいですが、ブックトークとかなら、小学校高学年くらいから使えそうです。