最近レイン・スミスに注目しているので、よく読みますが、一緒に借りてきた『イカはいかようにしてもイカだ』とは、がらっと変わって、こちらはとても静かな絵本です。
猫や犬やハムスターや昆虫など、大きなペットと、子どもたちの静かで親密な時間を描いています。
物語というより、長めの詩に豪華な挿絵がついているといった感じです。
子どもよりも大人が気に入るような本ではないかと思いましたが、思いがけず、次男がじっくりと聞いていました。
「『おおきなペットたち』だから、子どもが小さいんじゃなくて、ペットが大きいんだよね」と一見至極当然な、でもなんとなく不思議な感想を洩らしていました。
彼は、気に入っている昆虫が大きかったら、と考えていたようですが、私はちょっとそれは・・・という感じです。