最近、上の娘と主人が二人して
魚釣りに出ていくようになりました。
ある日、待ち時間が長いと予想されたので、
小さなゲーム機を持たせて行ったら
「ずっとゲームしかしなくなった」と主人がぼやくことに。
だから持たせないようにしました、
毎回いろいろな話をしているようです。
主人はあれから
前日には子どもに扱いやすい釣り道具や
珍しいお菓子を用意しています。
子どもが飽きない時間を過ごすには
ちょっとした工夫が欲しいのです。
絵本のくまのとうさん、
とある思いつきで息子に宣言して
「えいっ」
ステッキで信号の色を変えて見せます。
とうさんてスゴイ、くまの子は感心します。
とうさんはさらに「えいっ」を見せてくれて・・・
目的はポップコーンを買うことだけど
電車に乗ったり
このくまの親子は星が出るまで散歩しています。
目的から考えるとかなり長い時間ですね。
とうさんのちょっとしたアイデアで
くまの子は考えたり、ワクワクしながら
この外出を楽しんだことと思います。
とうさんの「えいっ」、
くまの子はずっと驚きっぱなしなのかな?と思ったら・・・
子どもの聡明さ、可愛さが光るオチもいいです。
「たのしかったね。」
とうさんがいいました。
「うん。たのしかった。」
くまの子がいいました。
うちでも魚釣りで帰宅時には
親子で決まってそんな会話。
子どもの「楽しかった」は
親にとっては何よりも嬉しいものですね。
ちょっとした外出でも
子どもにそう言わせる、くまのとうさんはすごいな。
親子でちょっと出かけてみよう、
子どもとたくさん話そう。
そう思わせてくれる良い絵本です☆