子ども版 声に出して読みたい日本語シリーズの一冊です。
解説に「幼児や小学生の心に漢詩がカルシウムになって入っていき、日本語の背骨となっていってほしい」という一文があります。
私は国文学専攻だったので、「国破れて山河あり」という一文だけで、こみ上げるものがあり、これは幼いうちに子どもにも親しんでもらいたい!と勢い込んで借りました。
ところが、子どもは、全くの無関心。「なに、それ?お経?」という位の感覚でした。
わけが分からなくても読み聞かせ、体に沁み込ませてしまうという方法もありますが、やはり関心もないものを無理強いするのはやめました。
やはりもう少し大きくなってから、自分で読むようになるのを待つことにしました。
齋藤さん、我が家では、カルシウム摂取できず、背骨形成もまだまだです。