物語の出だしで「夏の夕ぐれどき」とはじまっているので、このお話の季節は夏なのでしょうが、やはり虫たちが奏でる時期を考えると秋に読みたいなぁという気もします。(ただ、きちんと調べたら普通、野原に生息するカマキリの寿命は1年であKの終わりには死んじゃうそうです。そうするとやはり夏に読むべきでしょうか。)
人間たちの音楽界を聞いて、楽器を引いてみたくなったカマキリはいろいろな楽器を作って演奏しようとしますが、最初は全然ダメでした。
最後にクモの助言で作ることができた楽器が「チェロ」でした。
なんか、こうしてみると確かに音が鳴りそうな気がしますが、見た目的にこの形は「チェロ」というより、中国の楽器の「二胡」に似ているような気がしました。
文字は大きめで目も見やすいので、読み聞かせにもおすすめできます。
小学校23年生くらいのお子さんからいかがでしょうか。