船乗りのシンドバッドが航海の中で体験した驚くような出来事を語る冒険ストーリです。
アラビアンナイトの数多い物語の一つで、よく知られたお話しですね。
この作品では冒頭で、アラビアンナイトがどうして出来上がったかが書かれ、
自然な形でストーリーに誘われます。
巨大クジラの島、小象をもさらっていく巨大な鳥、
そして深い谷間のダイヤモンドの山。
息もつかせぬ冒険の数々にハラハラ、ドキドキ。
息子はすっかり虜になってしまいました。
アラビアンナイト「千夜一夜物語」といわれるくらいですから
シンドバッドのお話もまだまだ続きがあります。
息子はさっそく続きが知りたくてうずうずしていました。
なるほど、このお話を聞いていた王さまの気持ちもわかるような気がします。
異国情緒たっぷり、ペルシャ絨毯みたいな絵も
雰囲気を盛り上げてくれてとてもよかったです。