とても美しい絵にうっとりさせられました。
本の題名のとおり、兄弟のなかで唯一なにもできない、努力してもなお満足にできない、できそこないの鳥が主人公。
鳥が自分には何もできないんだと途方に暮れていた時、自分にできることを見つけます。
それは自己犠牲をともなう誰かのためにできること…
何かの能力が人と比べて劣っていたとしても、誰かの力になれるんですね。
「誰かのためにしてあげたい」と思える心があれば。
逆にどんなに様々な能力に長けていても、「誰かのために」という気持ちがなければ、誰の手助けにならないのですね。
学ばされました。
小さいお子さんには難しいかもしれませんが、とても美しい絵ですし、深くはわからなくても、何か心に残るのではないでしょうか…