主人公なみちゃんは、新しい学校に転校してきました。うちの子は、小5のときに転校しました。初めて登校する日は、自己紹介があるので、心配して家で、練習をして行った覚えがあります。この本を読んで、この頃の事を、思い出しました。新しい学校では、自分のことを知らない子たちの中で、不安な気持ちで過ごしている様子が書かれていて、その頃、こんな風に過ごしていたんだろうな〜と子供の姿と重なりました。主人公なみちゃんは、なかなか自分を出せないでいたけれど、チャンスが訪れて、自分を出せるようになるので、勇気がもらえます!裏表紙に、ひとりよみの年齢4歳、よみきかせの年齢6歳と、対象年齢が書かれてあるので、目安になって良いなあと思いました。特に、これから転校を考えている親子に、おすすめしたいと思います。