私が台所で料理をしてると背後から静かに戸棚からお皿を持って行ってしまう2歳の息子。
さまざまな色、形をしたお皿や、こっぷは息子からしたら宝物を見つけた気分なのでしょうね。
『そぉっとよ!』と伝えた所でハラハラしてる私の声が荒くなってしまい、まったくそっとじゃないので息子はビックリしてお皿を何枚か割ってしまうので
物の脆さと運び方を教えるためにこの絵本を読みました。
この女の子がそぉっと歩いていても目力で必死さが伝わってきます。
集中力こそが目的地まで上手に運べるコツとこの絵で伝わるので息子もイチゴのケーキにくぎづけ、『ちゃんと置けたね。』と息子もほっと一安心していました。
この絵本のおかげか私の見ていない所で家族のチワワを抱きしめて『そぉっと、そぉっとね。』と廊下を歩いている息子を見つけてビックリしましたが今までは放り投げそうになっていたのにちゃんとソファに置いてくれました。物質だけでなく生き物も脆い物と認識してくれてよかったです。
静止画でも目力と足の向きでこんなにも子供を成長させてくれたこの絵本に感謝です。