猛暑日が続く夏だからでしょうか、無性に涼しい絵本を探して見つけた一冊です。
極寒のアラスカで、オーロラの写真を写すために一月の間一人でキャンプを続けた著者の、壮絶な冒険絵本です。
実感できないけれど、マイナス50度の世界が展開されます。
雪の猛威も、ちょっとおすそ分けしてほしいくらいに涼しげです。
初めてのキャンプではオーロラは撮れなかったそうです。
それでもやり遂げた満足感に浸ることができたそうです。
この言葉は涼しさだけではなく、勇気を与えてくれます。
撮影に成功したときのオーロラ写真が神秘的です。
少し、涼しくなったような気がしました。