相当不満があるようですね。
子どもは自分の成長と供に、可愛らしい自信を育て、両親に抗議なるものをし始めます。
その抗議に正面切って向き合う親の姿に、その親の度量を見るような気がします。
思春期相手でこれを行うと、答えている自分自身が姿見に映されているようで、どうにも苦しい時もあります。
この、子どもの「どうして?どうして?」の頃、親は子どもの「どうして?」に辟易してしまいますが、このパパの返答には笑ってしまいます。
サンタさんに頼まれた調査員・おふろあらし・ぬいぐるみされてしまうこと・
大きなオナラを我慢している事等々、よくもまあこんなに即答で出て来るものです。
こんな返答にも子どもが満足できなくなるのは、あっという間。
パパには、さらに高いハードルが待っているはずです。
それにしても、観察眼の鋭い子ですね。
パパがイライラしているからって、わたしまで、ついでにおこられるの?にはビックリ!
そして、最後のパパの逆襲を見事に切り抜ける利発さ。
なかなか先が楽しみな子ですね。
お子さんよりは、子育て中の方が楽しめる作品だと思います。