「りんごかもしれない」でブレイク、
大人気のヨシタケシンスケさんの新作です。
「りゆうがあります」の姉妹本となっています。
同じような構図の表紙の「ふまんがあります」、
読んでみたら、内容はこれまた「りゆうがあります(by大人)」です。
娘のあるある不満にパパが答えていきます。
子どもだけがなぜ早く寝なきゃいけないの!!とか。
それに対するパパの理由ときたら。
サンタさんやテレビ出演、
子どもが「えっ、そーなの?(乗り気)」となりそうなワードばかり。
(パパも昔は「子ども」だったからね〜)
真実に近い理屈をうだうだ言うより
よっぽど効果ありそうな感じなのです。
案の定、うちの娘が釣れていました。
理由によっては
子どもでも腑に落ちないものもあります。
でも、娘に弱いパパって終わり方、
ハートフルな見返しもあって、
読後は、あたたかな気持ちに。
結局のところ、
この子の不満を和らげるのは、
日常を愉快にさせてくれる、
こんなパパがいることなのかな。
子どもがこんな不満言って来たら・・・
うちではどうする???
ゆるやかなヨシタケワールドの
親子キャッチボールに、
その答えのヒントを見つける絵本です。