乳がんで死期の迫ったお母さんが、5歳の娘に教えたことの実話エピソード。
今までも新聞記事などで知っていましたが、改めて読んでみるとそのすごさに驚きます。
お母さんがたった5歳の娘に料理を始め、家事を教えている姿はもちろん、
その内容にも驚きです。
味噌汁だって、鰹節削りから始めるのですから。
それもそのはず、食の大切さを伝えようとしていたからですね。
はなちゃんもしっかりその精神を受け継ぎます。
この作品は、小学生時代のはなちゃんに語らせていますが、
朝5時起きなど、普通の小学生が聞いたら考えさせられるエピソードがいっぱいあります。
命の大切さはもちろんのこと、家族のありがたさ、食の大切さも体感できると思います。
リアルな絵も、雰囲気がとても伝わってきます。
小学生に是非読んであげたいです。