ナビで私のHNと同じ『金のりんご』という本のレビューが載っているのを見つけたので、どんな本なのかと興味を持っていました。
最近図書館で見つけたので借りて読んでみました。
けれど、皆さんの投稿されたお話とは別の本でした。
作者はチェコ出身の人です。
絵がとても美しく、内容も王子様とお姫様、悪魔や大男や魔法使いが出てきて、お伽噺の王道を行くようなものでした。
ところが、あまりにも絵が美しく緻密で、結構内容がおどろおどろしいので、とても怖いのです。
読んでいると呪われるのではないかと思えてくるほどです。
でも、とても美しい絵なので、魔法の出てくるお伽噺が大好きな方は一読してみる価値はあると思います。
それにしても、二人いる王子のうち、活躍するのは弟王子だけなのです。
兄王子も弟王子も花嫁になったお姫様を連れ去られたのに、弟王子だけが危険をかえりみず助けに行き、数々の困難に出会います。
兄王子ったら、一体なにをしていたのでしょう。
私だったら、第二夫人でも弟王子のお嫁さんになりたいくらいです。