いたずらっこをたしなめる寓話がちょっと昔話風で、叱っているのだけど温かみも感じられ、怒り心頭になるとつい冷たい言葉を発してしまう私は、こんな風に叱れると素敵だなぁと思いました。
そんな思いとは別の所で、ロッコとレッコは親から離れて大冒険するのですが、私は北斗七星が大男の鍋で、ほんとは星は8つだったというくだりが気に入りました。
娘は、大男のセリフがとても楽しいようで、「ここがおもしろいねん」と、二回続けて読み聞かせてもらいながらゲラゲラ。
またいちいちラッコの家族を確認したり、星の多さに驚いたり、絵にとても反応していました。
絵とお話の相まった”物語”として、楽しんでいるようでした。