絵本ではありますが、子どもに読ませるだけではもったいない本です。「命」を食べることから、「家族」、人と人とのつながり、自分の「こころ」に向き合うこと、など短いストーリーに、大人でも立ち止まって考えさせらてしまうような内容です。生きていくことはきれいなことだけではないことを、やさしく説いているように思います。この本に小さな頃に出会えた子どもたちは幸せに思います。きっと大人になってもこころの片隅に大切なメッセージが刻み込まれていると思います。こういう本が多くの子どもたちに届くと素晴らしいと思いました。