自営業と子育ての両立も大変ですね。
いつも一緒にいられているようで、そばでゆっくり遊んであげられない。
お絵かきをしたたくさんの画用紙、折り尽された折り紙の散乱した様子に、悲しさが満ちています。
とっちゃん家のように総菜屋さんだったら、夕方は忙しさのピーク。
とっちゃんの両親も我が子がおなかを空かしていても、話しかけられても、仕事の方も投げられず、気が気じゃないでしょう。
とっちゃんの両親は、しっかりとっちゃんに伝えました。
「でも、本当の気持ちはね、早くとっちゃんと遊びたいんだよ」
だからいつもお仕事を早く終えられるよう、とっちゃんの「あそぼ」や「おなかすいた」に「あとでね」を繰り返し言っていたことを。
毎回毎回、子どもの要求通りにはできない親の事情。
その事情をすべて理解してもらうには、子どもたちは幼過ぎます。
だから、心の中では少々引きつりながらも、笑顔でその都度親は対応しているんですよね。
タイトルの子どもの言葉は、親にとって本当に辛いですね〜。
子どもの成長と共に、少しづつ解ってもらえるよう、丁寧に向き合っていく事が大切なんだなと思いました。