せっせと読んでいるヨシタケシンスケさんの絵本。
ヨシタケシンスケ電車に向けて息子にも読み聞かせていますが、たくさん読んでいると大人向けのと子どもも読めるものと分かれてくるなーという印象。
こちらは、息子も楽しんで読める絵本でした。
もうぬげない。
お風呂に入るために、ふくを脱ごうと思ったのだけれど、途中でお母さんが手を出してきたせいで、ふくが途中でひっかかってしまった。
もう、この格好になってどれくらいたっただろう。
そんなびっくりする格好で突っ立っている男の子のページからお話が始まります。
うちの息子なら、
「うーん。うーん!」と唸って、泣いて、ぐずって助けを求めると思うのですが、
この男の子はなかなか強者。
もうこのまま大人になろうかな、なんて考えるわけです。
このまま大人になったら、どうしよう?
こんなこともできるし、
こうなったらこうしたらいいし、
なんだかこのままでもいけそうな気がするよね。
読んでいるとどうしてそんな思考になるんや!?と大人は思いますが、
真面目な息子にとったら、そんな考えしてもいいんだ!と新しい考えに出会えてよかったかも。笑
最後のもうどうしようもない姿も微笑ましくて笑ってしまうし、
もう笑うこのともせずに、抱き抱えてお風呂に入れるお母さんの気持ちもわかりすぎて・・・
最後の結末も最高ですよ。