小川洋子さんは「博士の愛した数式」の作家さんだったんですね。
岡田千晶さんの絵はいろいろな絵本で拝見しておりました。
ボタンちゃん、ボタンホールちゃん、
アンナちゃんという女の子のとっておきのブラウスにあったもの。
そこからガラガラやよだれかけ、ほっきょくぐまのぬいぐるみなど、
アンナちゃんの成長にかかわったものが
思い出の箱の中で。。
私自身も3人の子育てを終え、
思い出があって大切にしているものがあります。
そんな想いが絵本の中から伝わってきました。
私としては
成長したアンナちゃんが時には
その思い出の箱を思い出して
愛情を感じていてほしいと思いました。
アンナちゃんの耳にはもう届きませんという一文が
大人になった証拠なのですが
ちょっと寂しいかな。そんな気がしました。