とても楽しい絵本です。
現代のように、手軽に気軽に 何かにつけ写真をとる時代ではありません。「さぁ、写真をとるぞ!」となると、写真屋さんを呼んできます。そして、カメラは「ツバメが いくらでも巣をつくれるほど」!大きいのです。
写真を撮るまでのあれこれ。ちょっとした変化を加えながらの繰り返しが面白い。次はどうする、どうなる?とページをめくるのが楽しみでした。
そして、ようやく出来上がった写真といえば・・・おぉ!!
写真屋さんも助手のジミーくんもたいへんでしたね。帰途につく姿に、お疲れの様子がにじんでいます。
あー、面白かった♪子どもたちと じっくり読んで、「あはは〜」と笑って楽しみたい絵本です。楽しいおはなしと、トミー・デ・パオラさんの絵がぴったり。
ところで、後日 無事にステキな写真が撮れたのですよね?表紙、裏表紙の絵は、きっとその時のものでしょう。安心しました。