あかのほんを先に読んでから、このしろのほんを読むと、あか、しろ、くろがつながっていることに気づき、その発想の面白さにわくわくしました。
しろのほんの中で紹介されているものたちも、お決まりのもの(雪とか雲とか…)でなく、ちょっとひねりがきいているので、小学生くらいの子供たちでも楽しめそうです。(大人が読んでも、なるほどと納得するものも)
読んでいると、世界のいろいろなものは単独で存在しているのではなく、他のものと関係性を持って存在していることを感じます。
また、血が出る→包帯をまく、というような因果関係にもふれられていて短い言葉の中にいろいろ考えさせられ、読み応えがありました。
2冊読むと、必ずもう1冊が読みたくなってしまう絵本です♪