動物の子どもたちが集まって、自分のおとうさんの自慢をしています。
おとうさんが、大好きなんでしょうねぇ〜。
自転車に乗るのがとても上手なぞうくんのお父さん。
自動車の運転が上手なお父さん・気球で飛ぶのが上手なお父さん・船長さんのお父さんまでいます。
ところが、くまくんは困ってしまい、なんにも運転できないお父さんの所へ、・・・。
ここで、お父さんの答えが素敵でした。
どの子もくまくんのお父さんが羨ましくて、それぞれの家目指してサッと散るページが印象的です。
“地球を運転している”っていう表現が忘れられません。
お父さんが読んであげると、「ぼくも地球の運転手にして〜!」ってせがまれるかも知れませんね。
絵も、エッツの「もりのなか」(福音館書店)やみやこし先生の「もりのおくのおちゃかいへ」(偕成社)に共通する雰囲気があります。